生きることに困難を抱える人に、馬に頼って生きる力を育むために、馬の暮らし方セラピーを行っています。馬が先生です。

馬の暮らし型セラピー 里馬

 078-223-6001

営業時間

■事前予約制■
[見学時間]12:00〜14:00
[休業日]水曜日・日曜日

馬の暮らし型セラピー

対象

馬の暮らし型セラピーは、生きることに困難を感じている全ての人が対象です。

年齢、性別は問いません、発達障害、コミュニケーション障害など、まずはご相談下さい。

コンセプト

馬を中心に様々な「事」が多様に繋がって構成される「暮らしかた」を大切にします。生きるために必要な基本的な力を育みます。

乗馬療法、感覚統合療法をお読みください。


 

乗馬療法

馬のリズミカルな揺れが、人間の脳や身体を刺激することによって、乗馬の効果を得ることができます。

医療的側面

筋肉の発達、血液循環を助け心肺機能の向上、姿勢改善、平衡感覚、各区部位の機能の向上など健康全般を促進します。揺れによって筋肉の緊張をほぐし、骨盤の動きを促進します。擬似歩行を体感できます。

心理的側面

情緒の安定。リラックス効果。馬の活動は非日常的活動であり、自信や達成感、有能感を感じることができます。

社会的側面

馬と絆を深めることで、役割的な意義、コミュニケーション能力を向上します。

感覚統合療法

私たちは常にいろいろな感覚を感じながら生活をしています。その感覚には、身体の外部から感じる触覚、視覚、聴覚などや身体の中から感じる前庭感覚(身体の傾きや重力の感覚)、固有受容感覚(関節や筋肉が動く感覚)などがあります。

こうした感覚の中から必要なものを選んだり、必要な量に調整する事で、私たちは出来事に合わせた行動をとることができます。この脳内の感覚の処理過程を感覚統合といいます。

感覚統合療法は、学習障害や自閉症など、いわゆる発達障害をもつ子ども達の発達支援理論の1つとして発展してきました。発達に課題をもつ子ども達の困り感は、直接表に見えにくく、一般の人達にはなかなか理解できないような感覚・運動や行動、情緒面での困り感を抱えています。

たとえば…こんな子ども達

  • くるくる回ったり、ぴょんぴょん飛び跳ねたりする
  • ブランコや乗り物に乗ることをとても恐がる
  • 高い所に登りたがったり、高い所から飛び降りたがる
  • なかなか、仲間の中に入っていけない
  • 身体の動きがカクカクしていてぎこちない
  • 教室の中で、いつも落ち着きがなく、ウロウロそわそわしている等。

このような子ども達に対して脳機能の観点から、人と環境の間でやり取りされる「感覚と運動・行為のプロセス」という視点で共感的に理解し、馬との活動を通して援助します。

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